遅刻の帝王の部屋 : イベントレポート : Saru We Dance?

「Saru We Dance?」レポート

菊池志穂オフィシャルファンクラブ「Smilly Kids」結成2年目突入記念イベント

メモが間に合わなかった部分は妄想補完をしながら書いているので、 かなりアヤしい部分もあると思います。あらかじめご承知置きください。


ステージのスクリーンに、「きみとぼくのうた」のプロモーションビデオが上映
される。冒頭でワンダーエンターテイメントのロゴが映ったところで、なぜかど
よめきが起こる。ビデオが終了したところで、志穂さんがステージ上に登場。

「はい、こんにちは〜。本日は、『Smilly Kids』結成2年目突入記念イベントに
お越しいただきまして、ありがとうございます。ぎゅうぎゅうでごめんなさいね、
こんなに来るとは思いませんでした。」

客席はすべて埋まってしまい、後ろのドリンクカウンターの前にたくさんの方々
が立っているという状態で、ドリンクをもらいに行くのはもちろん、トイレに行
くのも難しいという状況になっていた。

「会員限定のイベントは、津南のキャンプ以来になってしまいましたが、やっと
出来ることになりましたので、やりました。
  ファンクラブに、俺の他にどんな人が入っているのか、俺よりいい男がいるの
か確認して、住所交換をして帰ってください。
  ファンクラブに入って、会報は送られてきたけど菊池ってどんな人なんだろう
って知らなかった人っているのかな。
  この春初めて入った人? ・・・ウソはつかないように。」

ここで、ステージにドリンクが届けられる。

「菊池はコーラを頼みました。普段は仕事の時は、コーラ飲めないんですよ。
ゲップとか出ちゃうから。今は仕事じゃないんで。」

「あ、今日初めてイベント来たって人は? ウソはつかないように、帰りにもれ
なく舌を抜かれます。
  キャンペーンやった時も、はじめましての人が意外と多かったんですよ。ウソ
をついているのかもしれないけど・・・。
  トコロテン式なのかなぁ? 古い人はいなくなり、その分新しい人が入ってき
てという。
  やっぱり桜ちゃんの方がいいとか、今日はおみまゆちゃんに行くとか。サイエ
ンスホールでやっている檜山さんを見に行きたいとか。」

とりあえずドリンクが来たので、「まあ、乾杯〜」と志穂さん。ドリンクをもら
ってきてない人たちも、形だけで乾杯をする。

ここで、会員限定アイテムの紹介がある。

「入口でよく分かんないお兄さんたちがいるんですけど、ってそんなこと言っち
ゃいけないよね、えーコスパさんのご協力で、ファンクラブ2年目突入限定Tシャ
ツが、やまけんさんのデザインで作成されました。」

Tシャツを広げて、みんなに見せる志穂さん。客席から「おおーっ」という歓声
があがる。

「これなら、渋谷の街を着て歩いても恥ずかしくない。よく見ると、『Shiho
Kikuchi』とか『Smilly Kids』とか書いてあって、分かる人には分かるけどね。
  (袖のところの「SKマーク」を指して) ここが『2nd』になっているのが、限定
なのさ。イベントとかコミケとかでも売るかもしれないけれど、『SK』じゃなく
って『2nd』になっているのはファンクラブ特典だけだから。
  どうですか、かっこいいでしょ?」

客席から「かっこいいー」「欲しいー」という声が。

「今年はぜひ、すまきの会員におしゃれになってほしいと思ってね。他のファン
クラブとかからも、『なんかナウいTシャツ着ているな』って。
  (ナウいが死語だと指摘されて)『ナウなヤングに大ウケだな』。
  何日で作ったんだっけ? 1日? 20分ぐらいで。」

時計を見て、「もうこんなに経っちゃった」とあわてる志穂さん。

続いて、受け付けの時に配布されたアンケートを使ってのキーワードトークの
コーナーになる。「今日は何と150人もいるんで、さっさといきます。」

『5月6日のライブも行くので、喉を痛めないように気を付けて頑張ってください』
「菊池もついに今年めでたく花粉症デビューしました。スギらしいです。テレホ
ンサービスでは鼻炎って言っていたんですけど、見てもらったのがヤブ医者だっ
たようで。最終的に大学病院へ行って見てもらったら、花粉症ということで。
  今日も鼻声なんですよ。作品で鼻声の時があったら、今頃録ったんだと思って
ください。」

『編み物』
「今年の冬は、マフラーを編みました。3日ぐらい使って、ファンデーションが
付いてダメになりました。やっぱり白い色は、色が移っちゃうね。」

『近所の奥様方の間で“生きる英和辞典”と言われている菊池さん、マッキント
ッシュの発音を教えてください』
「まっきんとっしゅ」

『ボイスラッガーについて』
「見た見た? “ツェドアの妖精”って役だったんだけど、言いにくいっちゅー
ねん。」

『2年目のジンクス』
「特にないかな?“3”って数字が好きで、何でも3。3にはこだわっています。
歌録りも3回、セリフ読みも3回。試験勉強も3回。もう、3回教科書読んで分かん
ないところは、何回やっても分かんないって。家族4人なのに、グラスは3個しか
買っていかなかったり。」
『今年の野望』
「ライブ、武道館でとか言っときたいけど、そりゃあ言い過ぎか。まあ、東京ド
ームぐらいにしておきますか。」
『(恐怖の大王がやって来る) 7月までにやっておきたいこと』
「特にないです。」

『ポスペ』
「まだ入っていません。(構成作家の) 土井さんが忙しいんですよ。」

『旅』
「すまき新聞にも旅日記を書いたんですが、もう届きました?
  西村ちなみちゃんが旅人になっているので、真似しようとしています。」

『お茶会』
「おハガキとかいただいたんで、検討しています。」

『今日の髪型』
「大分伸びたでしょ? さっきのプロモーションビデオの時よりえらく長い。」
『服装』
「白のパーカーにスワロウテイルのTシャツ、紺のGパンです。」
『湘南平』
「ああ、今頃は桜が満開で・・・。
  みんな、花見した? 帰りに花見に行ってくださいね。」

『サラサラ・ロングヘア』
「目指しています。」
『関西でのイベント』
「やりたいね。今日集まりが良ければやりたいなあ、とか思っていました。」
『バースデイライブ』
「やります、やっと箱がとれました。」
『春の新アニメ』
「昨日から始まった神八剣伝に出ています。朝8時に起きて見ました。
  かわいいでしょ、ルーティ。狙ってるよ。」

『都知事選』
「いつ? 今日? 来週なんだ。」

『麻績村まゆ子』
「昨日会ったよ。」
『土井武志』
「昨日、3時まで電話してた。」

『ブンチャ、ブンチャ、・・・』
「歌わせるかい。昨日の (小野坂・上田のトークライブでの) 上田さんのバイオ
リンはすごかったよ。」

『オブジェ』
「オブジェ、脱出しました。でも、すまき新聞で使ったあと、触っていないの。」
『マック』
「てりたまバーガー、まだ食べていないの。えっ、今日までなの?」

『紅茶』
「最近あんまり飲んでいないの。暖かくなったから、冷たいドリンクに走っちゃ
って。」
『サプリ』
「サプリは普通の方がおいしかったです。太陽のサプリの方は、甘かったので。」
『お茶菓子』
「今、時代はダンゴ。」

『お花見』
「ちょびっとしました。見ただけ。」
『武田さん』
「あたしのCDを発売しているファーストスマイルの女性で、イベントでセーラー
服を着ている女の子を見て、『私もああいうのを着てみたい』って言ったら、制
服募金が集められて、制服が送られました。」

再び時計を見て、あわてる志穂さん。台本を取り出して、「今日やること、これ
しかないです」と言いながら、客席に向けて見せていたのだが、4つぐらいしか
項目が書いていなかったような・・・。

ということで、ここからはフリートークのコーナーになる。

「会報がやっと出来上がりました。桜をイメージしてピンクにしてみました。
  会報にも書いたんですが、アニメの出演が3本ぐらい決まりました。」

●『超発明BOYカニパン』のコアントロー
「みんな見てる? 面白いでしょ? でも、ここ3本ぐらい出番ないです。
  おたよりとかもいただいていて、最後のキャスト紹介を見るまで、どの役をや
っているか分かりませんでしたって。ああいう役もできます。
  悪役のおねえさんで、タイムボカンのドロンジョみたいな感じかな。主人公を
追っかけて邪魔をするんだけど、心の中では応援しているという。
  東京ローカルでごめんなさいね。え、どこでやっているの? ・・・なんだ、
みんな見れるんだ。」

●『神八剣伝』のルーティ
「収録の時に、全部絵が入っているんですよ。たまに白いところがあるんですけ
れど、セリフのないところだから。1話は完璧でした。(アフレコの時に) 役者さ
んの抜きとかも無くって、全員集合していて。
  見ました? 子安さんの役、おかしいでしょう? 毎回、花粉症の話で盛り上が
っています。全26話。」

●『コレクター・ユイ』の柳アキコ
「あたしは2話から出ます。結構テンションの高い、ってゆーかこのまんま。結
構面白いです。
  あ、教育テレビだ。初の全国放送です。あたしには分からない、パソコンの話
で、いかにも教育テレビな・・・。これも、全26話。」

「あと、ゲームをやりました。って言っても、あたしが (ゲームを) やったんじ
ゃなくって。
  スーチーパイっていう、脱ぎ麻雀ね。新しくゲームセンターに出て、そのあと
ドリキャス版にもなるんだけど。ドリキャスだとパンツとか出ないってことなん
で、やることにしました。
  早乙女ちるるっていう役です。双子のおねえさんで、小さい子。18歳だけど、
見た目が13歳位な小さい子なんです。」

「ときメモってもう出たの? 旅立ちの詩。もうやった? うっそ、あたしまだも
らってない。
  あ、館林出すの難しいんだって。この選択肢を選ばないと、最後まで館林が出
てこないってのが、あるらしいです。
  ドラマCDとかも録っているみたいですよ。みたい、ってなんだ。1話、館林出
ないから、いいって言われました。OVAも撮っているらしいです。コナミカレン
ダーの春だから、7月の海の日までには出ると思います。
  あと、言っちゃっていいのかな? CDに入れる曲も録ったんですよ。鼻声で。
でも、科学の技術で何とかなると思います。」

「あと、この間ラジオで一緒に番組をやった川菜翠ちゃんとご飯を食べに行った
んですよ。そのあと夜桜を見に行って、ナンパされました。あたしたちもまだま
だイケるな、って確認してから帰りました。」

「今日は、CDをたくさん持ってきました。普段、菊池が家でどんなのを聞いてい
るか、みんなに知ってもらいたかったので。」

まず、「19 (ジューク)」の「西暦前進2000年」をかけながら、「326−ナカムラ
ミツル作品集」をプロジェクターで映しながら、紹介を始める。

「こういうのを聞いているって会報とかに載っても、買う人とかいないじゃん。
・・・いるんだ。こういう人たちは、印税生活だからいいよね。」

「菊池が勝手に好きなだけなんだけどね。この仕事してると、いろいろイメージ
とかあるんですよ。『菊池さんってこういう人』みたいなの。そういう、本当は
あたしではないのにかぶさってくるもの、そんなのみんなトイレにジャーしちゃ
えと (作品集の中のそのメッセージを見せながら)、ジャーしちゃいました。」

「この作品集、事務所を辞めたり、プライベートでつらいことがあった時に、こ
れを見て励まされてね。
  つらい時に『がんばれ』って言われるの好きじゃないんだけど、『あたしも同
じだよ』って感じて。
  あたしも、『菊池さんも同じなんだって』って言われるように、同じようにな
りたいって思った。
  まじめな話してもしょうがないよね、ひいてるね。」

「ふふっ」と照れ笑いをしながら、話を続ける志穂さん。

「最近感動したことについてお話ししたいと思います。
  この前、TOKIOのライブを見に行ってきました。エンターテイナーですね。た
かがジャニーズって思っちゃいけないです。
  『君を想うとき』、ライブで初めて聞いて感動しました。それでは、この曲を
聞いてもらいます。詩をかみしめてね。」

「アンコールの時に、バックでこの曲が流れていて、会場の女の子たちが歌った
時、泣けたね。あたしもああいうライブをやりたいって思った。でも、君たちに
は歌わせないから、安心して。」

他にも、「ピートベスト」「はるこ」などのCDを紹介して、

「こういうのが菊池が部屋で普段聞いている曲ですわ。っていうことで、以上、
ちゃんとみんなに見せるよコーナーでした。・・・なんでも、コーナーかい。」

と、自分で自分にツッコミを入れながら、次のコーナーへ。

「1周年ということで、菊池が撮りためた写真を見ながら、1年間を振り返ってみ
ようと思います。なぜこの会場を選んだのかというと、プロジェクターもあるし、
CDもビデオもかけられるからなんです。」

以下、順番に写真をプロジェクターで映しながら、解説をしていく。

(1)『きみとぼくのうた』レコーディング (1997年9月)
「髪短いでしょ。別人かというぐらい。」

(2)『恋のシミュレーション』レコーディング
「懐かしいね。盛り上がるための曲を、わざわざ作りました。
 (打ち上げの写真で) ここまではまだまともだけど、(写真の切れてる方を指して)
この先はとても見せられません、あたしの声優生命に関わっちゃうから。」

(3) 館林見晴ちゃんのアルバム『Dream of you...』のレコーディングを激励に
    行った時
「97年末、リゾートで撮りました。ピカチューを抱いて寝っころがっています。」

(4)『きみとぼくのうた』のプロモーションビデオの撮影 (1997年10月)
「いわぶちさんだけ別録りなんですよ。車の中から振り返ったところまでは館山
(銚子?) でしたが、いわぶちさんのシーンだけ調布で撮りました。」

(5)『きみとぼくのうた』キャンペーン (1998年1月〜2月)
「この2人 (志穂さんと、ギターの秋山さん) は同い年なんです。(志穂さんを
指して) おまえ、エルモなんて着ている場合じゃないぞ。」

(6) 小野坂さんの反省ライブ (1998年2月)
「2人でギターを弾いた・・・って言うか触った。」

(7)『Dream Child』ジャケット撮影 (1998年2月)
「書割、自分で描きました。寒いのに半袖でさ・・・。」

(8)『RADIO トゥルー・ラブストーリー』大阪での最初で最後の公録 (1998年3月)

(9)『RADIO トゥルー・ラブストーリー』スタッフでのお花見
「トゥルーは、こんな人たちが作ってきました。」

(10)『朝』のプロモーションビデオの撮影 (1998年4月)
「朝ご飯を食べています。なぜなら、4時半起きだったからさ。」

(11)『Dream Child』のプロモーションビデオの撮影
「伊豆へ行きました。1日目は大雨。(写真に写ってるのが) 誰が誰かは、どうで
もいいです。」

(12) バースデーライブのリハーサル
「かっこいいね、ギターは。今は亡き、日清パワーステーションでやりました。
(今年もやるけど) 平日でごめんね。誕生日に何としてもやりたいので。」

(13)『いっしょがいいな』のジャケット写真の撮影 (1998年5月)
「ジャケットとかどうでした?
  ・・・何か不評らしいので、ああいうのはやめます。」

(14)『いっしょがいいな』のキャンペーン (1998年7月〜8月)
「あたしもみんなも、お互い緊張していて。この前の時は、だいぶリラックスし
ていたみたいで、ゆっくりお話しできたり、話すことを考えてきてくれたりした
みたいです。」

(15)『声優コレクション』 (1998年8月)
「おみまゆちゃんが前説をやってくれました。買ったけど着ないでしまったまま
だった服をあげたら、着てきてくれてね。
  でも、おみまゆちゃんとは一緒にイベントをやったことは、まだほとんどなく
ってね。前説をやってもらっても、一緒に舞台に上がってはいないし。
  まあ、かわいい妹です。今ごろはイベントが終わった頃かな? 1回目が終わっ
たあたりか。」

(16) コミケ初参加 (1998年8月)
「さるまんがを出しました。1日で描いちゃうのよね、1日で書かないと飽きちゃ
うから。外が明るくなろうと、新聞屋さんが働き始めようと、1日で描いちゃう。
今年の夏も、何かやろうと思っています。

(17) 強化合宿 in 津南 (1998年8月)
「やりますよ、また。次は沖縄か、北海道か・・・。貯金しとけ。
  スタッフのお子さんなんだけど、かわいいよね。ファンそっちのけで、この子
と遊んでいました。
  バドミントンがあんなに盛り上がるスポーツだとは思いませんでした。だって、
やってる人には悪いけど『たかがバドミントン』だよ。
  今年もぜひやりたいね。この仕事を始めた時、まさかアイドルの人がやるみた
いなツアーをやれるとは思ってもいなかったです。」

(18)『菊池志穂のMOTTO!! 金曜日』最終回 (1998年9月)

(19)『スカートのポケット』ジャケット撮影

(20)『声優コレクション』ファイナルウィーク (1998年10月)
「自分で撮ったら、(フラッシュが鏡で) 反射してるっちゅーの。
  あ、ラジオ体操、今度は第2までやるからね。」

(21)『i-Develop Vol.1』 (1998年11月)
「フレッシュアイドルって言っても、その時だけだったけどね。」

(22)『アニメ紅白歌合戦』 (1998年12月)
「振り袖の写真って、なかなか見れないでしょ。着れるのは、お嫁に行くまでだ
からね。よかった、着れて。」

(23) 千葉へ日帰り旅行へ行った時の写真 (1999年2月)
「会報にも書いたけど、館山のファミリーパークへ行ってきました。1人で行っ
たから、写真はみんなタイマー。あっと思ったらシャッター切れちゃって、変な
写真が多かったです。
  ポピー摘んだんだけど、ミツバチがいっぱい。でも、ああいうところだと怖く
ないのよね、広いから。って言うか、もう (ミツバチは) どうでもいいって感じ。
  もう、ワクワクしすぎて、緊張して、具合が悪くなっちゃった。
  そのあと海へ行きました。で、今まで千葉の海の砂浜って、来た事なかったん
だけど、すっごいきれいで。でも、まわりはカップルだらけ。」

(24)『スカートのポケット』キャンペーン (1999年2月)
「スカートのポケットだから、がんばってスカートを履きました。
  この時 (2月14日) は、ゲームショウの旅立ちの詩の制作発表の時と同じ服装
です。」

(25)『ボイスラッガー』収録
「集合が夕方の6時で、9時までですって聞いていたのね。でも、時計を見たら10
時。この時点で12時です。ロケバスの中でずっと、三木さんと草尾さんとしゃべ
っていました。
  でも、オンエアはあんなもんでした。最初の時なんかこんなちっちゃくて。
次に映った時は、やっとアップになってたね。
  女優デビューも果たしました。」

(26)『シュリンプカーニバル』入社式(?)

たっぷりと写真を堪能したところで、ふと時計を見て、

「早いね、もう1時間30分もしゃべってるんだよ。しゃべりすぎ。」

ということで、次のコーナーへ。「イベントなんで、プレゼントを用意しました」

- 『はじめての写真集 キクチシホ』
  「あたしは写ってません。でも、全部自分で作ったんだよ。」

- 「そんな写真集の中から、バラで。落書き付き。」

  ・馬 (+溜息)
  ・千葉の海 (+くじら)
  ・ディズニーランドのミッキー達 (+それぞれの名前)
  ・ノエル (+王冠)
  ・梅 (+鳥)

- 『砂浜に描いたサルの写真、サイン付き』
  「現像したときはパノラマだっだけど、焼き増ししたら普通のになっちゃいま
  した。」

さっそく、志穂さんとのじゃんけん大会が始まる。バラの写真は、勝ち残った順
番に希望するものを言っていくという形式だったのだが、梅の写真を桜と言って
しまった人がいたり、いろいろと波乱もあったが、それぞれのプレゼントの行き
先も、どうにか無事に決定したようだった。

写真を配ったりしている間に、武田さんのコスプレの写真の鑑賞会に。

「すごい、こんな写真撮ってもらったんだ。コスプレの人みたい。
  武田さんも、まさかこんなところで公開されているとか思ってもいなかっただ
ろうね。」

そろそろ終わりということで、まとめのあいさつが始まる。

「『Saru We Dance?』って言うから、踊らされるかと思ったでしょ?
  本当は、いろいろ仕込んでおけばよかったんですけどね。普通のイベントと、
すまき内輪のイベントとは違うぞってのをやりたくって、それで菊池が1時間半
だらだらしゃべっているという、それだけのイベントになってしまいました。
  みんなのお財布事情とかも心配しているの、これでもね。少ない回数でも内容
の濃いもの、違う意味で濃いものをやりたいって思って。普通のイベントじゃ、
家にあるものとか持ってこれないでしょ? プレゼントとかも、全部その度に買
っているんで、本当に自分のものをあげているわけじゃないから。」

「最近、おたより少ないんで、Smilly Kidsまでお待ちしています。引っ越しで
ごたごたしてしまって、ごめんなさい。名前は伏せますが、誰かのイベントに行
く時に遠征した話とか、イベントのあとに飲みに行った話とか、何でもいいので
送ってください。」

「菊池はフリーになって3ヶ月たって、順調にお仕事をしているんで、その点で
は皆さん安心してください。アーティストとしても、声優としても、いっそう
頑張っていきたいと思いますので、ファンクラブはそのアシスト的役割として
続けていけたらなって思います。さっきも言いましたけど、『みんななかよく、
みんな楽しく、よろしく』。
  今日は短い時間でしたけど、このあと午後5時30分撤収です。Tシャツを買う人
は、出口のところで売っていますので。通信販売も受け付けるそうです。1人残
らず、生きて帰れるように。
  野望は果てしなく、頑張りますから。同窓会みたいにしたいんですよ。10年
ぐらいしたら、菊池志穂ってのがいてさあ、って話せるように。」

「今日はイベント真っ盛りの中、菊池志穂を選んでくれてありがとう。選ばれる
ような人になりたいと思います。
  じゃあ、本当に、バイバイ。気を付けて帰ってください。」

志穂さんがステージを後にすると、「Dream Child」のプロモーションビデオの
上映が始まる。スクリーンの中の志穂さんを見ていると、どこからか一緒に歌い
始めたのが聞こえてきた。そして、気が付いたらみんなで大合唱をしていたとい
う、とても印象的なエンディングとなった。

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