遅刻の帝王の部屋 : イベントレポート : 菊池志穂ファンクラブ3周年突入イベント

「菊池志穂ファンクラブ3周年突入イベント」レポート

例によって、メモの間に合わなかった部分は妄想補完をしつつ、 何とかそれらしくまとめていますので、実際とは違う部分も多数あるかと思います。

日時 : 2000年4月2日(日) PM 0:00 開演
場所 : ライブステーション

 2000年4月2日、「菊池志穂ミレニアムイベント 『オメデトウ! & 3年目突入 & ホームページ開設』」 と題したファンクラブ限定イベントが、目黒の「THE LIVE STATION」にて行われました。 先着100名限定だったので、会報での告知から数日間で定員に達してしまったようです。 2月末ぐらいに招待はがきが返送されてきたのですが、イベントのタイトルが 「親父だらけの水泳大会(仮)」となっていたので、 どんなイベントなんだろうと不思議でした。

 さて、当日は早くから、会場前に開場を待つファンが集合していたので、 通行人からちょっと変な目で見られていたようです。 開場前に、入口のところで新作グッズの販売も行われていまして、 「mona club オリジナルマウスパッド(1000円)」と 「mona club オリジナルクリアファイル3色セット(500円)」 がお披露目していました。

 開場時間になり、はがきの整理番号順にライブハウスの中に入ります。 椅子が用意してあったので、ほっとした人たちも多かったのではないでしょうか。 なぜか最前列がなかなか埋まらないという状況でしたが、 さすがに開演する頃には席はいっぱいになっていて、 後ろで立っている方の姿も見られました。

 ステージのカーテンが開き、照明が落ちていよいよイベントが始まりました。 「ドキッ! 親父だらけの水泳大会 ポロリもあるよ 2000(仮)」 という、志穂さんの元気なタイトルコールに続けて、 ビートルズの「Ob-la-di Ob-la-da」が流れ始めます。 そして、ピンクのジャケットに赤とか白のチェックのシャツ、 Gパンというカジュアルスタイルで、志穂さんがステージ上に登場しました。

「はい、こんにちは。後ろもこんにちは。菊池志穂です」 と、いつもの軽妙なトークが始まりました。 今回のイベントは、スタッフが親父ばかりということで、 このような怪しいタイトルになったそうです。 志穂さんは「何人か水着で来てくれるかと期待していたのに」と言っていましたが、 まだちょっと寒いからでしょうか、さすがに水着姿の人はいなかったようです。

「ねえ、みんなゲームショウどうだった? 今日のイベントの日程を決めた時、まさかゲームショウがあるなんてつゆしらず。 しかも中途半端な時間だから、来る前にも終わってからも行けないじゃんね。 今日、おみまゆちゃんも握手会あるんだってね。ごめんね。 (TLSのCDを見て)あー、CDまだもらってないんですよ。 どうだった、面白かった?」

「みなさん、会報届いていますか? 届いていない? ごめんなさい、あたしの責任です。 バースデイライブの先行予約をしなくちゃいけないんで、 とにかく時間がなくって、印刷屋さんに出す締め切りが1週間後ですって言われて、 もう急いで書いてデザイナーさんに出して作ったら、ミスプリもあって。 よく分かんない行が1行あったりして、 ここのプレゼント募集の『今年はどんな事書くのでしょうか?』ってやつ。
 さらに、ラベルの印刷間違いをしたまま発送してしまったみたいで、 掲示板を見てびっくり。『会報が6枚届いたんですけど・・・』って書いてあって。 中には、『ラッキーガール、ラッキーボーイ』がいたようですが、 これであと5回届かないわけじゃないですから、安心してください。」

「今日いろいろしゃべらなきゃ。あたし台本これだけ。 (と、1枚の小さなメモを見せる)
 明日でホームページの開設から一月たつんですけど、 内容が全然変わらなくって、すみません。 あと、キャラクターが変わりました。新しいおさるさんのモナです。 前のおさるさんは線が細いんで、少し修行をしてこいと追い出しました。 体力つけてこいって。
 グッズもモナにおまかせということで、 『モナクラブ』というブランドを立ち上げました。 開演前にクリアファイルとマウスパッドを外で売っていたんですが、 もう買った人いる? 会社で使ってもはずかしくないやつを、ということで、 今回もそういう感じで作ってみました。ピンクだけどね。 Tシャツとかも考えているんで、それ1枚で街中を歩いてはずかしくない、 幅広い意味での『ナウなヤングにバカ受け』なグッズ展開をしていきたいです。」

「ファンクラブのホームページ見ている人、どれぐらいいる?」 と志穂さんが聞いたところ、かなりの人の手が上がりました。 「パソコン無いんで見られないんです」という方もいたのですが、 会場から「ドリキャスで見れば、スーチーパイにも出ているし」 というアドバイスもありました。 ちなみに志穂さんによると、スーチーパイは「ダメだよミキ」という噂だそうです。 「順調にいけば、明日会員ページが開設します。 すまき掲示板は、1の方はメンバーに閉じます。 あたしも、こちらには時々書き込むようにしたいと思います。 お金を払ってまで菊池を応援したいって人には、それなりにしたいんで。 あと、あたしのデジカメ日記が始まります。 ここにいる皆さんも撮って、1〜2週間ぐらい後に公開したいと思います。」

 ということで、撮影大会が始まりました。 ステージ上から客席を向いて、カメラを覗く志穂さん。 「全員入らない・・・こっち半分、はいポーズ。むこう半分、はいポーズ。 おお、撮れている。何となく撮れているよ」とうれしそうです。 今度は自分も入れようと、カメラを頭上に上げる志穂さんでしたが、 「撮れたかな? あ、ブレている。もう1回。・・・またブレているよ。 スタッフに頼むだね」ということで、オフィス・トワイライトの 「親父2号」西田さんが代わりに撮影しました。 「いい感じです。これがホームページに載ると思っていてください。」 あと、志穂さんが「今日見てきたら、カウンターが5900回ぐらいだったから、 今ごろカウント6000ぐらい行っているといいね」と言っていたのですが、 ホームページを見に行くような人はほとんどここに来ているような気もします。 「ここにいるみんなが見れば、100回ぐらいずつ行けば、 カウント10000回ぐらい行くよね。」

「お知らせ。昨日の教育テレビの『未来への教室』見た人いる? あたし出ていなかったでしょ。 あたしの出るのは何ていう人だっけ、作曲家の人の時。 ディレクターさんから聞いていたのと、オンエアの順番が変わったようで、NHKめ。 あと、『コレクター・ユイ』も高校野球の関係で、 始まるのが1週間ぐらい遅れるかもって、プロデューサーさんから聞きました。 ちなみにアキコは2話からです。前回よりは出る話数が多いです。 前は2ヶ月ぐらい間があいていたりして。
 あと、あたしもまだ持っていないトオルちゃん本に出ていて、 対談コーナーとライブの写真に写っています。 面白かった? 面白くなかった? 帰ったらトオルちゃんに電話するよ。
 とりあえずは、5月にバースデイライブをやります。 このイベントが終わらないと何も出来ないので、 これからライブの練習をしなくっちゃ。今回は、すごい豪華なゲストも来ます。 またグッズを出すので、お財布に余裕を持ってきてください。」

 さて、ここからは、入場時に回収した招待はがきに記入されていた、 質問やキーワードを使ってのトークコーナーになりました。 20枚ぐらいの質問に、いつものようにテンポよく答えていったのですが、 ここでは特に気になったものだけご紹介したいと思います。

 続いてはミニライブのコーナーということで、みんなで「真ちゃーん」と、 キーボードの伊藤真太朗さんを呼びます。 ライブに向けて、2人でセッションという形で音楽活動をしているそうで、 ユニット名は同じ干支なので「チュー」だとか。 志穂さんはギターを持ちながら、 「見て分かる通り、今回は2人です。あたしが失敗すると恥ずかしいです。 間違えても指さしたりしないでください。 スカートの下から肌着が見えているおばちゃんに、 言おうかどうしようかみたいな感じで、黙っていてください」と、 あらかじめ言い訳をしていました。

「次は、菊池が初めてアルペジオを練習した曲で、真ちゃんが作曲して、 あたしが作詞しました。今日、真ちゃんが来てくれたということで、 やりたいと思います。これは弾けたり弾けなかったりなんですけど、 頑張ってみたいと思います。」

「次はあんちょこがいるの。なぜなら、新曲だから。 真ちゃんと、『replay』を作曲した藤原一晴と、3人で作りました。 次のCDにも入ります。ピクチャーマジックをやめたことで、 今後は普通のレコード会社からのリリースは無くなることになるので、 自分でお金を出して円盤を作ろうかと。モナレコードとかから出すよ。
 ライブとかも声優業に支障がない程度で、年に2〜3回とやっていきたいと思います。 音楽はゼロからやっていくので、みんなの望むところとは違うかもしれないけど、 それでもよかったら付いてきてください。
 『Small Life』というタイトルで、小さな出来事とか出会いがあって、 あたしなら菊池志穂という人生が成り立っている、という歌です。」

「はい、と言うことで失敗しました。緊張するよ。 だって、人前で歌うのも初めてなので。
 今後も声優を辞めるつもりはないし、お芝居もやっていきたいと思っているけど、 でも音楽をもぎ取られちゃうとつらいんで、ピクチャーマジックを辞めて、 音楽については自分の足で立っていこうと思いました。
 ライブまでにCD作ろうと思ってたんだけど、時間が無くって、 どんどん後ろに伸びていく。 でも、いい物を作って、伝えたいことを伝えられれば素晴らしいと。
 ・・・あ、ギター返ってきた。 ごめんね、あたし自分でチューニング出来ないんで。
 これからは、真ちゃんを呼んでイベントとかで歌っていきたいんで、 みんなもどの曲が来てもいいように、練習してくるように。
 最後はもちろんこの歌です。」

「真ちゃん、今年40歳。ああいう人はおやじって言わないんだよ、飲まない限りは。 つたないギターで失礼しました。」 志穂さんはこう言っていましたが、以前と比べると、 自分の曲を弾き語り出来るぐらいにギターの腕も上がっているようなので、 今後の活躍が楽しみです。

「さあ、お待たせしました。ビンゴ大会です」ということで、 ステージ上の全自動ビンゴ装置がその正体を現しました。 今までのガラガラを回して番号を決めていくのとは違って、 この装置は派手な音楽と共にボードの番号が点滅するという優れ物です。 親父4号の吉田さんが操作する中、志穂さんや客席のみんなが「ストップ」 と言って番号を止めていきながら、ゲームが進行していきました。 ちなみに、賞品は以下の通りです。

「はい、と言うわけで大ビンゴ大会終了になるんですけれど、 盛り上がったねー。今までになく盛り上がったビンゴ大会になりましたが。
 さあ、ここに時計が1個残っています。今プレゼントをもらっていない人で、 じゃんけん大会を行います。しかも、ここにメッセージが入ります。 あたしが『せーの』って言ったら、みんなで『起きろ〜』って言ってね。
 テスト本番ね。みんなプロになったつもりで。せーの。」
「起きろ〜っ!」

 さっそく再生してみると、志穂さんの「せーの」という声に続いて、 100人の「起きろ〜っ!」という大合唱が入っていました。 「せーの」という声だけくれとか、 「せーの」で止めないと大変なことになるから早起きになるとか、 いろいろな感想の出ていたこの目覚まし時計でしたが、 志穂さんがサインを入れたうえで、じゃんけん大会の勝者に贈呈されました。

「3年目を迎えて、事務局が変わったり引っ越ししたりでバタバタしていますが、 まあとりあえず、やれるところまでやってみようかと思っているのが、 スマイリーキッズです。みんなと100人101脚でイベントをやっていけたらと思います。 なるべくホームページも更新していきたいのですが、 いつも見に来られない人もいるので、早くて2週間、 遅くても1ヶ月周期でやっていきたいです。お仕事関係は皆さんの方が早いんでね、 みんなの交流とか、あたしからのメッセージとかデジカメ日記とかで、 やっていきたいと思います。 更新の方はモナに任せっきりですが、いろいろとやっていただいているようで、 表紙のあれすごいよね。クリックするとモナが付いてくるじゃない。 おーっと思って、いろいろなところクリックしたりして。 今後は、いろんなお友だちのところにリンクしたりしたいと思います。 とか言っているけど、全然分かっていないのよ。 みんなが掲示板に書いてくれても、全然ちんぷんかんぷんで。 ここの機械がどうとか、ここのネットワークがどうとか・・・。」

 さっきも話が出ていた、今年から新しくなった会員証ですが、 もう出来上がってはいるそうです。 ただ、不備があるので、もう少々お待ちくださいとのことでした。 ちなみに今回は、モナのかわいい会員証になったそうで、 以前のもの以上に恥ずかしいかもしれないらしいです。 それから、ホームページが立ち上がったせいか、 ファンクラブ宛のおたよりが少ないとのこと。 私も含めて、たまにはおたよりも出しましょう。

「CDは7、8、9月ぐらいに出したいです。長いねー、ゲーム会社みたいでしょ。 ジャケ写とかも自分で取って、手作りのものを作っていきたいです。 愛のある1枚を作りたいので、愛のある耳で聞いてください。
 みんなとは、5月6日にまた会えるので、あたしも楽しみです。 今回は、ゲストに山咲トオルさんが、締め切りがなければ来ますので。 あと、4月7日に同じエッグマンでライブをするKAORIちゃんも。 もちろん、バンドは江口さんと真ちゃんで。みんなも喉の調子を整えて、 低いダミ声じゃなくってこの辺から声を出せるようにして来てください。
 ファンクラブのモットーは、これからも『みんな仲良く』です。 ずっと仲良く、素敵な老後も送れるように、 ボロボロになったマウスパッドで操作しながら 『あの頃は良かったね』って言いながら・・・。 あたしもみんなもよぼよぼになりながら、80のバースデイライブやったり。
 秋ぐらいにまた1泊2日で、合宿をやれればと思います。 会社が変わったので北海道とか沖縄ってのは無くなっちゃったけど、 温泉とかでのんびりとしたいです。」

 最後に、親父だらけのスタッフ紹介をして、 「今後、こういう形で、スマイリーキッズとモナクラブを展開していきます。 グッズもいろいろと作っていきますので、 ぜひ会社の女の子とかにプレゼントしてください」と志穂さん。 ストラップとかカレンダーとかジッポとか、グッズの要望がいくつか上がっていて、 「みんなタバコ吸うの? 吸わないの? そんな飾るようなグッズはダメダメ、 みんなそういうので痛い目見ているでしょ?」という、 痛い発言も出ていたりしました。

「今日は本当に短い時間ですけど来てくれてありがとう。 元気な顔が見れてよかったです。 また明日からお互いに元気にがんばりましょう。 まだ1時30分とかですから、飲み屋は開いていませんよ。 打ち上げする人とかはビールを買って、花見の出来るところでしてくださいね」 と言うと、志穂さんは手を振りながら、ステージの奥に戻っていきました。

 あっという間の1時間半でしたが、いつもの楽しいトークに加えて、 ライブもあり、ビンゴ大会もありという内容で、とても楽しかったです。 また、今後の志穂さんやファンクラブの展開についての話も出ていたので、 皆さんいろいろな感想を持ったのではないでしょうか。 さて、会場は「午後2時に完全撤収」ということでしたので、 その後は喫茶店で座談会をしたり、食べ放題のお店に行ったり、 これから幕張メッセまで向かったりという光景が見られたようでした。


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